青少年自立支援ネットワーク
青少年自立支援ネットワーク（大分）
本日は、大分県「青少年自立支援ネットワーク」の公的機関、
青少年自立支援センター様を訪問させて頂きました。
今年度より、マイン高等学院も「青少年自立支援ネットワーク」
へ参加させて頂き、ネットワークを通じて在校生へのサポートを
して頂いています。
不登校・ひきこもりの問題は、大分県内だけでなく全国的に
深刻な問題です。
マイン高等学院にも様々な理由で、不登校・ひきこもりを経験し
つらい思いをしてきた生徒も多く入学してきています。
通信制高校「屋久島おおぞら高校」への進路変更で、
ずいぶん不登校・ひきこもりも解消され、みんな笑顔を
取り戻すのですが･･･
次に直面する問題は、『卒業後の進路』です。
不登校・ひきこもり傾向がある生徒たちで、
特に「就職希望」の生徒たちは、社会生活をスムーズに
送るために『高校生活』と『社会人生活』の間をつなぐ
経験が必要になってきます。
社会に出ると「円滑な人間関係」ほど大切なものは
ありません。
資格をいくら沢山持っていても、高校時代の学力が
いくら高くても、高校卒業後にすぐに社会に出る
生徒たちにとっては、周りのみんなと上手くやっていく
ことがすぐに必要となってきます。
「人間関係」と一口に言っても、様々なカタチがありますし、
人間は必要に応じて、色々な関係を使い分けて生きています。
卒業するまでに、少しでも人間関係構築に関して不安をぬぐう
ことができればと思い、『青少年自立支援ネットワーク』の
ご協力を頂いています。
青少年自立支援センター様では、不登校・ひきこもりの方の
支援として、定期的に「グループワーク」や「カウンセリング」
を行い、人付き合いが苦手・団体行動が苦手といった方たちの
就業支援・自立支援に力を入れています。
マイン高等学院では、高校3年生を中心にこういった
自立支援センター主催の「グループワーク」や
「カウンセリング」に参加し、在校生にも通信制高校
サポート校の枠を超えた生徒対応を行っています。
昨今、通信制高校やサポート校の認知も以前に比べて
格段に広がり、地域の皆様にも多大なご理解を頂いて
おりますが、我々が「サポート校」が『単体として』
在校生に対して行えるサポート・支援には限界があります。
我々が単体では対応が難しい事柄でも、様々な諸機関の
『ご協力』を頂ければ、生徒・保護者にとって満足のいく
対応ができるのではないかと、関係諸機関の方々のお話を
お聞きするに当たって、改めて深く感じました。
これからもマイン高等学院は様々な諸機関のご協力を頂きながら、
またそういった機関の方々に微力ながらご協力させて頂きながら、
地域社会に貢献できる教育機関でありたいと思います。
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