屋久島の大自然~森~
屋久島の大自然~森~(大分)
昨日に引き続き・・・
今日は『屋久島の大自然~森~』をお届けしま~す!!
屋久島の「森」は、かの有名な宮崎駿監督の大作アニメーション映画
『もののけ姫』の舞台として描かれた程、緑の深いとても神秘的な
森です。
ですがその森は、緑の深さからは想像もできないほど、
栄養価の少ない土壌に覆われ、その大地のほとんどが
砂や岩石で埋め尽くされています。
そんな厳しい環境の中で、屋久島の森でたくましく生命を育む
樹木たちは、本土の樹木が大地の恵みをいっぱいに受け、
その幹や枝葉を大きく伸ばしていくのとは正反対に、少ない養分で
精一杯生きていくために「より小さく機能的に」その体を
順応させていきました。
そのため「屋久杉」の年輪を見ると、本土の杉の年輪に比べて
ひとつひとつの輪の間隔が狭く、「屋久杉」自身が、
あまり体が大きくなりすぎないように1年分の成長を
コントロールしていることがわかります。
また、ひとことに「屋久杉」と言っても、実は樹齢によって
呼ばれ方が様々違います。
樹齢1000年未満の自生の杉は、屋久杉ではなく「小杉(こすぎ)」
と呼ばれ、樹齢が1000年を越えてようやく『屋久杉』
と呼ばれるようになります。
本土の杉の樹齢は、大きなものでも500年前後ということなので、
樹齢1000年以上の屋久杉がどれほど希少なものかわかります。
とまぁ、自慢げに語ってきましたが、実はこの程度の知識なんて
大分キャンパスの生徒なら誰でも知っているくらいの『常識』
なんです(^。^)
スクーリングへ参加したことのある大分キャンパス生が
「第二のふるさと」と言ってやまない『屋久島』
また今年の屋久島スクーリングが楽しみです(●^o^●)
明日は「屋久島の大自然シリーズ」第3弾!!
『屋久島の大自然~川~』をお届けいたします♪
お楽しみに~☆
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