高校生の方へ

人間関係の悩みや体調不良による登校困難などで不登校状態が続くと、出席日数が不足して留年(進級できない)となります。 その結果、この先どうしようと悩んだときに『どのような選択肢があるの?』とよくご相談を頂きます。
転校するとは、『別の高校へ転校する』ことです。 これが実は一番最良の選択肢と言えます。 転校により、同学年と遅れずに卒業を目指すチャンスはじゅうぶんあるのですが、意外と『転校』について詳しく知られていないのが現状です。

転校とは?

休学・留年を選択しても、今在籍している高校が全日制高校であれば、結局は学校システム・条件が変わる訳ではないので解決策にならない場合が多いでしょう。 状況が変わり(改善)再び通学できるようになったというケースもありますが、それも困難で結局は退学を選択した事例をよく耳にします。

では、いざ『転校』を選択する場合、どこの学校であれば転校で受け入れてくれるのか?受け入れてくれる時期はいつなのか?欠席日数が年間の1/3以上あるがそれでも同学年と一緒に卒業できるのか?など様々な不明点から、実際の行動が先延ばしになってしまう方も多いようです。

転校するにしても『どのような高校に転校するか』がとても重要です。

全日制高校であれば、大体4月募集で再入学となり、結局はこれまでの学校と同じシステム(出席日数と成績による単位認定)であることに変わりはなく、同じような状況(通学困難)に陥る事例も多いです。

通信制高校であれば、自宅学習が基本ですが、自学自習で単位修得に必要なレポート提出を頑張っていくためには自主性と計画性が求められてきます。例えば公立の通信制高校では、丁寧に一人ひとりの学習指導・管理・サポートが行き届かないケースもよく耳にします。結局は単位修得が長引いてなかなか卒業できなかったという相談者の声もあります。

そこで『通信制高校サポート校』と呼ばれる学校への転校が、今全国的に注目を集めています。
どのような学校か?簡単に説明すると、通信制高校に入学してサポート校という学び舎に通うという形態です。
全日制高校とは異なり、出席日数で単位認定を行わない通信制過程がベースなので、自分のペースで無理なく通学できる“新しい高校生活”を送れるという利点があります。
通信制高校のみだと一般的に3年間での卒業率が2~3割と言われていますが、学習面・生活面で指導・支援が受けられるサポート校へ同時入学した場合は100%近い卒業率が可能であることから、転校という選択肢が本当に活かされてくる訳です。
ゆえに、最近では中学卒業後から通信制高校+サポート校に入学してくる方が増えてきたのが実際で、新しい高校進学の選択肢としても認知が得られ始めたと言えるでしょう。

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